体験レッスンで子どもが何もしない、ピアノを弾かない…。そんなとき先生は何を見ているのでしょう。京都市西京区の五野ピアノ教室が、幼児の反応の見方と大切にしている指導についてお伝えします。
何もしなかったから
「向いていない」ではありません
その子が今
何を感じているのか
私はそこから見ています🌱
「せっかく体験レッスンに来たのに、何もしなかった」
「ピアノの前に座こうとしなかった」
「先生に聞かれても答えなかった」
「ずっとお母さんのそばにいた」
幼児の体験レッスンでは、こうしたことは珍しくありません。
保護者さまからすると、
「先生に申し訳ないな」
「家ではもっと話すのに……」
「この子にはまだ早かったのかな」
「ピアノに向いていないのかな」
と心配になることもあると思います。
でも、私は体験レッスンで「何ができたか」だけを見ているわけではありません。
むしろ、すぐに行動できないときにこそ、その子のことを知るための大切な情報がたくさんあります。
京都市で幼児のピアノ教室をお探しの保護者さまに、今回は五野ピアノ教室 京都教室が、体験レッスンでお子さまのどんなところを見ているのかをお伝えします。
目次
1. 体験レッスンで何もしなくても大丈夫です
2. 私が最初に見るのは「できる・できない」ではありません
3. 何もしないように見えても、子どもはたくさん受け取っています
4. 五野ピアノ教室の体験レッスンで見る5つのこと
5. 無理に弾かせないのには理由があります
6. 小さな反応からレッスンを組み立てます
7. ご家庭でも「できた量」だけで判断しないでください
8. 京都市で幼児ピアノ・習い事をお探しの方へ
1. 体験レッスンで何もしなくても大丈夫です
初めての場所。
初めて会う先生。
初めて見るピアノや教材。
大人にとっては「ピアノの体験レッスン」でも、幼い子どもにとっては、知らないものがたくさんある場所に突然入っていく経験です。
そのため、普段はよくお話しする子でも、教室に入った途端に黙ってしまうことがあります。
「弾いてみる?」と声をかけても動かない。
お母さんから離れない。
私の顔をじっと見ている。
そんな姿も、その子の大切な反応です🌱
私は、体験レッスンの30分ほどの時間だけで、
「積極的にできたから大丈夫」
「何もしなかったから難しい」
という判断はしません。
子どもは一人ひとり、初めての環境を受け入れるまでに必要な時間が違うからです。
2. 私が最初に見るのは「できる・できない」ではありません
体験レッスンというと、
「音符が分かるかな?」
「先生のまねができるかな?」
「ピアノが弾けるかな?」
というところに目が向きやすいかもしれません。
けれど、特に幼児期の体験レッスンで私が知りたいのは、それだけではありません。
たとえば、
音が鳴った瞬間に目が動いたか。
私が教材を出したとき、どこを見ていたか。
少し離れた場所からでも、こちらの話を聞いていたか。
お母さんのそばにいながら、何に興味を示したか。
「やってみる?」という言葉に、表情がどう変わったか。
こうした小さな反応を見ています。
子どもを見るときに大切なのは、目の前の行動だけではありません。
「なぜ、この行動になっているのだろう?」
と考えることです。
3. 何もしないように見えても、子どもはたくさん受け取っています
子どもが椅子に座って何もしていないように見えると、大人はつい、
「何もしていない」
と思ってしまいます。
でも、本当に何もしていないのでしょうか。
先生の声を聞いているかもしれません。
ピアノの音を聞いているかもしれません。
教室の中を観察しているかもしれません。
「この先生は大丈夫かな」と確かめているのかもしれません。
次に何が起こるのか、じっと見ているのかもしれません。
私は、こうした時間もレッスンの一部だと考えています。
特に幼児期は、「まず見る」「聞く」「確かめる」という段階を十分に経験してから、自分から動き始める子もいます。
だからこそ、急がせません。
五野ピアノ教室で大切にしている
「できないは育つ途中」
という考え方にもつながっています。
4. 五野ピアノ教室の体験レッスンで見る5つのこと
私が幼児の体験レッスンで見ているのは、大きく分けると次のようなところです。
① 音への反応
ピアノの音、歌声、リズムなどにどのような反応をするかを見ます。
体を動かさなくても、目線が変わったり、表情が変わったりすることがあります。
② 人への反応
先生の言葉をどのように受け取るのか。
すぐに返事をする子もいれば、少し時間を置いてから動く子もいます。
私はその「間」も大切にしています。
③ 興味を持つもの
ピアノより先に、色のついた教材に興味を示すこともあります。
五野ピアノ教室では、音だけではなく、色やリズムなどを使った活動も取り入れています。
たとえば、色を使って音に親しんだり、おはじきと歌を使って拍を感じたりする活動があります。
その子がどこから入ると「やってみたい」につながるのかを探します。
④ 指示を理解するまでの時間
「これをしてみよう」と伝えたとき、すぐ動くことだけが正解ではありません。
少し考えてから動く子もいます。
周りを確認してから始める子もいます。
その子に必要な「考える時間」を知ることも、これからレッスンを組み立てるうえで大切です。
⑤ 安心できたときの変化
最初はお母さんから離れなかった子が、最後の5分だけ少し前に出てきた。
最初は私を見なかった子が、帰る頃には顔を見てくれた。
教材には触らなかったけれど、最後にピアノの音に耳を傾けていた。
私は、こうした小さな変化も見ています😊
5. 無理に弾かせないのには理由があります
体験レッスンに来たのだから、
「少しくらいピアノを弾かせた方がいいのでは?」
と思われるかもしれません。
でも私は、嫌がっている子を無理にピアノの前に座らせて、「体験レッスンらしいこと」をさせることを目的にはしていません。
大切なのは、
「ここなら大丈夫そう」
「ちょっとやってみようかな」
という気持ちが子どもの中に生まれることです。
自分から動くためには、その前に安心できることが必要です。
だから私は、
「やってみる?」
「見ているだけでもいいよ」
「先生がやってみようか?」
など、その子の様子を見ながら言葉を変えます。
すぐに答えを求めるのではなく、その子が自分から一歩を出せる余白を残します。
6. 小さな反応からレッスンを組み立てます
五野ピアノ教室では、ピアノを弾けるようになることだけをゴールにはしていません。
音楽を通して、
集中する力
考える力
記憶する力
判断する力
表現する力
自分を信じる力
気持ちをコントロールする力
など、これから先にもつながる力を育てていきたいと考えています。
そのためには、一方的に「これをしなさい」と進めるだけでは十分ではありません。
その子が何を見ているのか。
何に興味を持つのか。
どこで戸惑うのか。
どうすれば自分から動けるのか。
一人ひとりをよく見るところからレッスンは始まります。
体験レッスンは、子どもが先生から「できるかどうか」を試される時間ではありません。
私にとっては、
「この子には、どんな関わり方が合うだろう」
と考え始める時間でもあります。
7. ご家庭でも「できた量」だけで判断しないでください
これは体験レッスンだけでなく、ご家庭でのピアノ練習でも同じです。
昨日は弾けたのに、今日は弾けない。
昨日より集中していない。
思ったより進まなかった。
そんな日もあります。
でも、一日だけを切り取って成長を判断しなくても大丈夫です。
今日は楽譜をじっと見ていた。
自分で間違いに気づいた。
先生に言われる前にやり直した。
分からないところで少し考えた。
「もう一回やる」と自分から言った。
こうした姿も、立派な成長です🌷
結果だけではなく、
「どんなふうに取り組んだのか」
「昨日と何が変わったのか」
という過程にも目を向けてみてください。
小さな変化を大人が見つけて言葉にしてあげることが、子ども自身が成長を実感することにもつながっていきます。
8. 京都市で幼児ピアノ・習い事をお探しの方へ
京都市で習い事を探していると、
「うちの子は人見知りだから大丈夫かな」
「体験レッスンできちんとできなかったらどうしよう」
と心配されることもあると思います。
でも、体験レッスンは「上手にできるところを見せる場所」ではありません。
何もしなくても大丈夫。
すぐに先生と話せなくても大丈夫。
ピアノに触れられなくても、その一回だけで「向いていない」と決める必要はありません。
京都市のピアノ教室を探すときには、設備やレッスン時間、料金だけではなく、
「先生がわが子のどこを見てくれるのか」
という視点でも教室を見ていただけたらと思います。
五野ピアノ教室 京都教室では、幼児期から一人ひとりの発達や性格、反応を見ながらレッスンを進めています。
京都市で幼児ピアノをお探しの方、京都市で習い事を検討されている方に、ピアノを通して「できた」を増やすだけではなく、自分で考え、挑戦し、学び続ける力を育てていきたい。
それが私が大切にしていることです。
急がなくて大丈夫です。
すぐにできなくても大丈夫です。
その子の中で何が起きているのかを見ながら、その子に合った一歩を一緒に探していきます🌱
五野ピアノ教室では、体験レッスンを受付しています。
お子さまの年齢や性格に合わせて、無理なく音楽に親しめるレッスンを大切にしています。
体験レッスン・教室のお問い合わせは、HP内の「お問合せ」ページよりご確認ください。
レッスンの空き状況はお問い合わせください。